アチソンライン

昨日また池上彰が「米中」ほにゃららだと騒いでいたので。

池上彰は、「中国脅威論」を煽っていましたが、一方でアメリカも、「定期的に戦争して金儲けをしている」とよく言われます。しかし、相手が誰でも良いわけではなくて、※適当な力を持つ※できれば内陸は勘弁願いたいっていうのが本当のところで、あんまり派手にやりたくないのです。「対テロ戦争」の時は、分別が付かなくなってしまって、イラクの内部にまで押し入りましたが、結果は必ずしもアメリカにとっても良いものではなかった。アフガニスタンの時はまだ、北部同盟っていう現地勢力を使うことができましたが、イラクの時はそんなこともできなかったし。クルドっていうのはいたんですが、あれはトルコとも仲が悪くて、あんまり目立つと今度がトルコが機嫌を悪くするので、なかなか上手くは使えなかった。

ヨーロッパでも、イギリスが「鉄のカーテン演説」で、

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ドイツ~チェコスロバキアオーストリア~イタリアぐらいまでが「西側の縄張り」だと暴露したことがあります。実際の鉄のカーテンは、ドイツが分かれたり、チェコスロバキアが東側に組み込まれたりして、もう少し西に動きましたが。今でも変わっていないと思います。バルト三国がスカスカなのも、そういう事情がありそうです。

アジアでも

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アチソンラインと言って、アリューシャン~日本~フィリピンまでが「アメリカの縄張り」だとアメリカが認めたのです。こちらも今でも変わってないと思います。アメリカは別に中国やロシアと戦争する気なんかなくて、逆に中国やロシアもアメリカとは距離を置きたいのです。だけどどこに境目を置くか?っていう部分で、やや認識の違いがあるようですし、別にこれは「アメリカが日本を守ってくれる」というよりかは、アメリカを守るために、日本やフィリピンを下敷きにするっていうだけの話で、日本人が思うほどアメリカは優しくありません。

ヨーロッパでも、フランスがベルギーを盾にして、ドイツから身を守ろうとしたり(結局ドイツに負けたのはおそらくわざと。海までドイツを引っ張り出して、アメリカやイギリスにドンとやらせようと)、ここ最近でもウクライナを挟んで、ヨーロッパとロシアがケンカしているわけです。

大戦争にならないために、小競り合いをしているというか。

そもそも、中国ってもともとは巨大な発展途上国だったわけで、それでも経済的には利用価値のある国だから、欧米や日本が進出してあそこにまでなったわけで、別に中国が自分で発展したわけではないのです。会社で言えば、そこそこのポジションにはいるものの、別に経営者や大株主ではない上司、みたいな存在。良い気になってても、所詮は使われてるだけなの。芸能人なんかもそうかもしれません。

台湾よりも、インドとか、その辺りでしょうね、相手になるとすれば。

尖閣諸島近海に大量の石油や天然ガスがある、っていう話ですが、確かにネットで検索すると、1000億バーレル以上あるような話が出ていますが、実際は32億バーレル、あるいはそれ以下っていう話に変わってきているようですね。それに石油って全部掘れるわけじゃないらしく、せいぜい半分~6割だと言われています。あれにも使い勝手の良し悪しがあるんです。夕張や端島軍艦島)の炭鉱なんかも、そういう事情でなくなったわけで。